引越しを少しでも安く済ませたいと考えたときに、候補としてよく名前が挙がるのが「引越し侍」です!

テレビCMやネット広告などで見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、「本当に安くなるの?」「電話がたくさん来るって聞くけど実際どうなの?」と気になっている方もいるはず。

そこで今回は、編集部で実際に「引越し侍」を利用して見積もりを依頼してみました!

サービスの特徴やメリット・デメリットはもちろん、見積もり後に引越し業者からどのような連絡が来たのか、実際の見積もり料金はどうだったのかまで詳しく紹介していきます。

これから引越しを予定している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

『引越し侍』って?→業界最大手の引越し一括見積もりサイト!!!

「引越し侍」は、東証プライム上場企業グループが運営する、国内でもトップクラスの知名度を誇る引越し一括見積もりサービスです。

最大の特徴は、提携している引越し業者の多さ。大手引越し会社はもちろん、地域密着型の中小業者まで幅広く参加しており、一度の入力でさまざまな会社の料金やサービス内容を比較できます。

「できるだけ安く引越したい」「大手だけでなく穴場の業者も探したい」という方には、かなり便利なサービスと言えるでしょう!

さらに、利用者による口コミや評価も数多く掲載されているため、料金だけでなく実際の対応や満足度もチェックできます。

見積もり金額だけで決めるのではなく、「安さ」と「評判」の両方を比較しながら業者を選べるのは大きな魅力ですね⭐

引越し先や荷物量などの条件を入力するだけで、対応可能な業者の概算料金や口コミをまとめて確認できるので、初めて引越しをする方でも比較検討しやすいサービスとなっています。

引越し侍
特徴 ・業界最大手のサイトで、提携業者・口コミ数ともにトップ
・対応業者の概算料金や評価・口コミを比較可能
・最安値かつ高評価の業者を選んで、見積もりを依頼できる
紹介する引越会社 約390社(アート引越センター、サカイ引越センター、アリさんマークの引越社、日本通運など、2025年7月時点)
サービス開始 2006年
運営会社 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライムエイチームのグループ会社)

『引越し侍』で見積もりを依頼した流れ

それでは実際に、「引越し侍」を使って引越しの見積もりを依頼してみました!

今回設定した条件は次の通りです。

・単身
・千葉県北部から東京都墨田区へ転居(約70kmの距離)
・引越し時期は3週間後の土曜日(2022年6月中旬)
・時間帯はいつでもOK

できるだけ一般的な単身引越しに近い条件で試してみたので、これから引越しを予定している方も参考になるはずです!

まず、引越し侍のトップ画面(下の画像はPC版)では、①「今すぐネットで料金比較」と、②「一括見積もりスタート」のどちらかを選択します。

引越侍

①「今すぐネットで料金比較」は、条件に合う引越し業者を一覧で比較しながら、自分で依頼先を選べるサービスです。

一方で、

②「一括見積もり」は、最大10社へまとめて見積もり依頼を送れる機能となっています。業者を個別に選ぶことはできませんが、短時間で複数社の見積もりを集めたい方には便利なサービスです。

今回は実際の使い勝手を確認するため、①の「今すぐネットで料金比較」を利用してみました!

なお、①と②のどちらを選んだ場合でも電話番号の登録は必須です。そのため、見積もり依頼後は業者から電話がかかってくる可能性があります。

ただし、「今すぐネットで料金比較」の場合は、自分で依頼する業者を選べるため、どの会社から連絡が来るのか把握しやすいのがメリットです。

また、依頼する業者数を3〜4社程度に絞れば、一括見積もりでよく聞くような大量の電話ラッシュも避けやすいと感じました!

続いて、「引越し日」と「引越し人数」を入力していきます。

住所入力では、現在住んでいる住所は番地まで入力が必要です。

一方で、引越し先については番地前の地域名まで入力すれば問題ありません。番地は任意なので、まだ細かい住所が決まっていない場合でも利用できます。

引越し侍の住所入力

その後は荷物量の入力画面へ進みます。

荷物の入力は必須項目なので少し手間に感じるかもしれませんが、ここをしっかり入力しておくことで概算料金の精度が高くなります。

家具や家電を実際の状況に近い形で登録しておくと、後から大きく金額がズレるリスクも減らせます。

段ボールの目安としては、

・1Kなら10~15個
・2DKなら20~30個
・3DKなら50個以上

と表示されていました。

今回は単身引越しだったため、「15個」で設定しています。

引越し侍の荷物入力

荷物の入力が完了すると、対応可能な引越し業者の一覧画面へ移動します。

ここから実際の料金比較がスタートです!

「引越し侍」は、対応業者の一覧ページから口コミを確認できる

対応可能な8社が表示されたあと、実際にどの業者へ見積もり依頼をするか比較してみました!今回は、78,430円のA社、42,768円のB社、42,713円のC社の3社を選択しています。

A社は全国展開している大手引越し会社で、料金もそこまで高すぎず安心感がありました。一方でB社とC社は正直あまり聞いたことのない会社でしたが、他社と比べてかなり安かったため候補に入れてみることにしました!

実際に一覧を見ていると、料金だけでなく評価や口コミも確認できるので、思った以上に比較しやすかったです。どの業者を選ぶか迷った場合は、まず3〜4社ほど選んで見積もりを依頼してみると良さそうですね!

また、業者選びで特に参考になったのが利用者による評価や口コミでした。引越しは料金も大切ですが、作業品質やスタッフ対応も満足度に大きく関わります。安さだけで決めず、口コミもあわせて確認しておきたいところです!

引越し侍評価

引越し侍の一覧画面では、利用者による評価(5点満点)が表示されています。総合満足度だけでなく、「受付時の対応」「訪問時の対応」「作業員の対応」「作業スピード」など細かな項目まで確認できるのが便利でした!

今回表示された8社の総合満足度は3.28〜3.80。大きな差はありませんでしたが、最も評価が高かったのは3.80のB社です。しかも料金は4万円台とかなりリーズナブルでした!

有名な会社ばかりに目が行きがちですが、このような「安くて評判の良い穴場業者」を見つけられるのは、一括見積もりサービスならではのメリットだと感じました⭐︎

さらに便利だったのが口コミ機能です。満足度の横に表示されている口コミ件数をクリックすると、実際に利用した人の感想をそのまま確認できます。

引越し侍の口コミ

他の主要な引越し一括見積もりサイトも確認してみましたが、一覧画面から直接口コミを見られるサービスは意外と少なめでした。

その点、引越し侍は料金・評価・口コミを同じ画面でまとめて確認できるため、比較がとてもスムーズです!

どの業者にするかじっくり検討したい人には、かなり使いやすいサービスだと感じました⭐︎

『引越し侍』見積もり概算は? 8社の最高値と最安値の差は約6万円!?

 今回の引越し条件の入力で、対応可能と表示されたのは8社でした!

引越し侍業者一覧

ここで表示された8社の見積もり料金の概算を、高い順から並べてみるとこんな感じ!

①105,765円
②104,258円
③102,630円
④78,430円
⑤77,616円
⑥71,247円
⑦42,768円
⑧42,713円

なんと、最高値をつけている業者の105,765円と、最安値を叩き出している業者の42,713円の間には、「約6万3000円」という目玉が飛び出るほどの大きな価格差が開いています!!

同じ荷物を同じ場所に運ぶだけでここまで料金が変わるなんて、相見積もりの重要性が身に染みますね…。

相見積もりした8社から良さそうなところを選定!

「引越し侍」は、対応業者の一覧ページから口コミを確認できる

引越し侍評価

今回表示された8社の総合満足度を見てみると、評価としては3.28〜3.80という範囲に収まっていました。

一番低かった3.28の業者を除けば、それ以外の会社にはそこまで極端な点数の差は見られませんでした。

ちなみに、今回の最高点である「3.80」を叩き出していた優秀な業者は、見積もり概算が4万円台で下から2番目に安かったあのB社だったのです!

調べてみると、B社は都内を中心に活動しているローカルな運送会社のようでした。

このように、世間一般には名前が無名であっても、安くて対応が抜群に良い「穴場の優良引越し業者」がザクザク見つかるのは、まさに引越し一括見積もりサイトを利用する最大のメリットだと強く実感しました!

 

総合的な満足度のほかに「受付時の対応」「訪問時の対応」「作業員の対応」「作業スピード」の4つの評価を確認できます!

 

 さらに、満足度の点数の横にある口コミ件数をクリックすると、利用者による口コミを読めてとても便利ですよー!

引越し侍の口コミ

 

依頼した3社からの反応は? 最終的な見積もりを公開!

では、引越し侍を通して見積もりを依頼した下記の3社の対応を見ていきます!

会社名 規模 概算金額 総合満足度
A社 全国展開する大手引越し会社 78,430円 3.70
B社 都内某区のローカル運送会社 42,768円 3.80
C社 首都圏中心の中堅引越し会社 42,713円 3.78

今回は、「電話は取らず、メールで済ませる」「訪問見積もりはしない」ようにしてみました!

そのため、引越し侍で仮予約をする前、備考欄に「電話は出られないので、必ずメールでの連絡をお願いします」と記載。。。。

しかし現実は甘くありませんでした笑!見積もり依頼のボタンを押して完了した直後、早くもスマホの画面にはA社とC社からと思われる着信履歴が飛び込んできました。

備考欄にどれだけ希望を書いておいたとしても、おそらく各社の自動コールセンターシステムへ登録された電話番号がダイレクトに機械的に連携され、オペレーターが否応なく即座にかけてくる仕組みになっているのでしょう。

さらにその後、30分ほど経過してから、見覚えのない個人の携帯電話番号から2回ほど着信が入ったのですが、こちらのタイミングや雰囲気から察するに、おそらくメール対応をしていないB社からの連絡だったのではないかと想定しています。

■A社は自社サイトからの見積もりをあっせん

電話から数分後、A社とC社からメールが届きました!!

◆A社から届いたメール

アート引越しセンターメール

なお、メールのタイトル部分に大々的に書かれている「オンライン見積り」というキーワードですが、これはスマホの画面越しにZoomなどのビデオ通話を使って、リアルタイムに対面で部屋の荷物を確認しながら見積もりを算出してもらえる最新のデジタルサービスのことを指しているようです。

「なんとかメールやネットの操作だけで、A社の正確な見積もり料金を事前に把握することはできないか…?」と編集部で色々と調べてみたところ、単身の引越しであれば、A社の公式サイト上に用意されている独自のWebシミュレーター機能を使って、その場で概算の見積もり料金をセルフで確認できることが判明!さっそく実際に試してみました!

アート引越しセンターの単身見積もり

 

アート

画面の指示に従って、現在の住所・新居の住所、そして細かな荷物の個数(一定の上限ボリュームを超えてしまうと、自動的に訪問見積もりを案内される仕様になっているので少し注意が必要です)をサクサク入力していくと、なんとその月全体の料金目安が一覧になったカレンダーが表示されました!

ここから、私たちが当初想定していた該当日の6月18日(土)の「フリー便」(到着時間指定なし)の枠をポチッとクリックしてみたところ、以下の詳細画面が見事に表示されました!

気になる結果ですが、最終的にオンラインの操作のみで判明したA社のリアルな見積もり料金は、なんと68,310円(税込)という結果でした!一番最初に引越し侍のサイト上でパッと自動表示された最初の概算金額(78,430円)と比較すると、自社システムを通したことでなんと約1万円ほど安くなっています!もしここからさらに金額を限界まで下げていきたい場合は、ここから先にある正式な見積もりのフェーズで、オペレーター相手に粘り強く価格交渉をしていく必要があるだろうなと感じました。

ちなみにその後の追跡調査として、A社からは見積もり依頼をした日を起点に、5日間で合計9通もの丁寧な案内メールが定期的に届きました。そして5日目が経過した頃に「最後のご案内」という件名のメールが届き、本文には「度々のお電話やメールにてのご連絡、大変失礼致しました。誠に勝手ながら、このメールをもちまして最後のご連絡とさせていただきます」と非常に綺麗に締めくくられていたのが印象的です。

やはり日本全国で誰もが知るトップクラスの大手企業だけあって、ブランドイメージやユーザーへの配慮も最重要視しているのでしょう。際限なくしつこくアプローチを続けるのではなく、電話やメールを送る期間をあらかじめ社内ルールできっちりと決めており、利用者に「しつこくて嫌だな…」という悪印象を与えないように上手にコントロールしている様子が伺えました。

■C社は、メールに見積もり料金を提示

続いて、C社(首都圏中心の中堅引越し会社)の対応を見てみよう。C社から来たメールは、3日間で3通だった。

◆C社から届いたメール

キタザワ引越しセンターメール
キタザワ引越しセンターメール2

C社からは、A社と違って最初から見積もり価格を載せているメールが届いた。その額は38,223円(税込)。引越し侍での概算42,713円より4,490円安い結果だった。

メールの本文内には、私が指定した希望日の前後5日間にずらした場合の参考見積もり料金も合わせて並べられていました。そちらの平日の日程を確認してみると、なんと34,401円と、土曜日よりもさらに格安な料金設定が提示されています!

最初のメールの時点で「これは相当に安いな…!」と編集部一同でかなり驚いていたのですが、本当に驚愕したのはその翌日。なんと次に届いたメールには、前日の金額をさらに下回る驚天動地の33,000円(税込)という限界突破した見積もり価格が堂々と提示されていたのです!!

これには思わず声が出ました笑。先ほど算出した大手のA社の料金(68,310円)と比較してみると、なんとその差額は「35,310円」!ほぼ半額に近い驚異的な安さです!!

ただし補足として、今回はあくまで荷物量が少なめの「単身の引越し」だったからこそ、このようにメールのテキストのやり取りだけで一発で見積もりを出してもらえたという側面もあります。

単身の引越しであっても住んでいるお部屋の間取りがかなり広かったり、持っていく荷物が大量にある場合、あるいはご家族でのファミリー引越しなどのケースにおいては、やはり正確性を期すために基本的には「訪問での現地見積もり」を必須として案内しているとのことでした。

見もし実際にここまで圧倒的な安さを目の前で提示されたら、そのままC社で即決連絡をしてしまっても全然良いと思います!ただ、少しでも安くするテクニックとして、このC社が出してくれた驚異の「33,000円」という超破格の見積もり数字をカードとして手元に持った状態で、あえてメール連絡が来なかった小規模なB社に自分から電話をかけてみて、

「他社さんでこれくらいの金額が出ているのですが、これよりお安くなったりしませんか…?」と強気に価格交渉を仕掛けてみるのもかなり有効な裏ワザです!

引越し料金を限界の最安値まで徹底的に下げたいと考えているなら、このように相見積もりを綺麗に取って業者間で競わせながら交渉するのは、まさに鉄則中の鉄則と言えますね⭐︎

今回のC社の対応全般を振り返ってみると、しつこさが全くなく、全体的に極めてシンプルでスマートな対応だったなという素晴らしい印象です。

最初に見積もり完了直後に鳴った電話も、1回かかってきたきりでその後はしつこく追撃してくることもありませんでしたし、大手のA社のように携帯のSMSへメッセージが何度も届くようなことも一切ありませんでした。

メールのテキスト内で最初から直球勝負の安い見積もり金額をスパッと提示し、その価格の魅力でユーザーからの自発的な問い合わせや申し込みをスマートに刈り取るという、非常に引き際の潔いビジネスライクな営業スタイルをとっているようです。利用する業者によって、アプローチの仕方や対応のスピード感には本当に大きな違いがあるのだなと改めて勉強になりました。

 

オンラインのみでも安い見積もりは取れる

改めて、今回の見積もりの結果をまとめると、

◆A社(大手)68,310円
◆B社(小規模)不明
◆C社(中堅)33,000円

と大きな違いが出た。今回は、訪問見積もりなし、電話を取らない形でこの結果だったので、オンラインのみでも十分安い見積もりが取れることが分かった。

一連の手続きをスムーズに進めるための最大のポイントは、引越し侍の検索結果で一覧表示された概算金額をしっかりと見比べたうえで、最安値を提示している業者を必ず含める形でバランスよく複数社に依頼をかけることです!

実際に今回、引越し侍の初期画面で自動的に算出されて表示されていた各社の概算金額と、その後に各社から実際に提示されたリアルな見積もり金額を突き合わせてみても、そこまで極端に大きな乖離や嘘はありませんでした。

そのため、一番最初のステップで「どの業者に見積もりを依頼しようか?」と選別する段階において、画面上の概算数字はかなり信頼できる、大いに参考にして良い羅針盤になると感じましたよ!

『引越し侍』を使って分かったメリット・デメリット

メリット
・自分の希望に合わせて「Web見積もり」か「一括見積もり」かの最適なルートを自由に選択できる!
・入力した条件で瞬時に絞り込まれた、対応可能な複数業者の概算金額を一覧で横並びで確認できる⭐︎
・絞り込まれた各業者の5点満点のユーザー評価だけでなく、過去の利用者のリアルな口コミまでその場ですぐに深く確認できる!
・知名度の高さに惑わされず、料金が安くてユーザー評判が抜群に良い「隠れた穴場業者」を簡単に見つけ出せる!

デメリット
・正確な金額を算出するためとはいえ、持っていく荷物の個数を一つずつ細かく入力する必要があり、少しだけ手間と時間がかかる。
・システムの仕様上、電話番号の登録がどうしても必須となっているため、手続き完了の直後から業者による激しい電話ラッシュがかかってくる可能性が高い。
・画面の構成上、途中に挟まるオプションの付帯サービス(車の査定など)を「必ずどれか選んで契約しなければいけない」と初心者が誤解しやすい。

『引越し侍』まとめ

自分でも気付かなかったような掘り出し物の優良業者を漏れなく見つけ出すためには、複数の見積もりサイトを贅沢にいくつか試してみるのが一番確実なアプローチ方法と言えますね。

対応業者の一覧ページから画面を移動することなく、その場で直接ユーザーの生々しい口コミをワンクリックで確認できる操作性の高さは、競合の他社サイトと比較しても頭一つ抜けてポイントが高いなと感じます。

手続きの直後に引越し業者から勢いよく電話がかかってくるという洗礼を差し引いたとしても、引越し費用を少しでも安く抑えたいと考えているのであれば、まずは一度試してみて絶対に損はない王道のサービスだと言えるでしょう!